旅行やイベントの写真をアルバムにまとめようとしたのに、「追加」を押しても反応しない、アップロードが途中で止まる、写真の一覧そのものが真っ白——アルバムへの追加がうまくいかない原因は、実は数えるほどしかありません。この記事では、原因を枚数の上限・写真へのアクセス権限・通信環境・アプリの不具合の4つに切り分けて、上から順に確認していく方法を紹介します。

まずは症状から原因を絞り込む

同じ「追加できない」でも、画面の様子によって疑うべき場所が変わります。

症状疑う原因確認する場所
写真の一覧が真っ白・何も出ない写真へのアクセス権限端末の設定アプリ
選ぼうとすると枚数の警告が出る1回・1アルバムの上限選択中の枚数
アップロードが途中で止まる通信環境・写真のサイズ電波状況とWi-Fi
「追加」ボタンが押せないアルバムの所属先の変化グループ・友だちの状態
上のどれにも当てはまらないアプリの不具合アプリの再起動・更新

心当たりのある行から読んでいけば、遠回りせずに済みます。どれとも言えない場合は、このあとの順番どおりに一つずつ潰していくのが確実です。

原因1: 枚数の上限に達している

LINEのアルバムには、1つのアルバムに保存できる写真の枚数と、1回の操作でまとめて追加できる枚数の両方に上限があります。一般的には1アルバムあたり1,000枚程度、1回の追加は100枚程度が目安ですが、この数値はバージョンによって異なる場合があります。

上限に近づいている場合は、次のどちらかで対処できます。

  1. 一度に選ぶ枚数を減らし、数回に分けて追加する
  2. 新しいアルバムを作り、写真を分散させる

アルバムを分けるときは、トークルーム右上の**「≡」(メニュー)から「アルバム」を開き、「+」**(またはアルバム作成)をタップして「2026年 沖縄①」「2026年 沖縄②」のように連番で名前を付けておくと、あとから探しやすくなります。

なお、アルバムに入れられるのは写真だけです。動画を選ぼうとしても一覧に出てこないか、グレーアウトして選べません。これは不具合ではなく仕様なので、動画を共有したいときはノートやキープメモを使ってください。

原因2: 写真へのアクセス権限がオフになっている

写真の選択画面が真っ白だったり、一部の写真しか表示されない場合は、LINEアプリに端末の写真へのアクセスが許可されていない可能性が高いです。特にiPhoneでは「すべての写真」ではなく「選択した写真のみ」を許可していると、選んだ写真以外は一覧に出てきません。

iPhoneの場合

  1. **「設定」**アプリを開く
  2. 一覧から**「LINE」**をタップ
  3. **「写真」**をタップ
  4. **「すべての写真へのアクセスを許可」**を選ぶ

「選択した写真」のままにしておきたい場合は、同じ画面の**「選択した写真を編集」**から、アルバムに入れたい写真を追加してください。

Androidの場合

  1. **「設定」**アプリを開く
  2. 「アプリ」(または「アプリと通知」)→**「LINE」**をタップ
  3. **「権限」**をタップ
  4. 「写真と動画」(端末によっては「ストレージ」)を**「許可」**に変更する

メニュー名は端末のメーカーやOSのバージョンによって異なる場合があります。見つからないときは、設定アプリ内の検索で「権限」と入力すると早く辿り着けます。

原因3: 通信環境か写真のサイズの問題

アップロードのバーが途中で止まる、しばらく待つと「失敗しました」と表示される——この場合は通信が原因のことがほとんどです。

  • 電波の弱い場所では、モバイル通信ではなくWi-Fiに切り替える
  • 逆に、Wi-Fiが不安定なときはモバイル通信に切り替えて試す
  • 機内モードを一度オンにして数秒後にオフにし、接続をつなぎ直す
  • 枚数が多いときは、10枚程度ずつに分けて追加する

高画質の写真をまとめて選ぶと、その分だけ通信量も時間もかかります。枚数を減らすだけで通るケースは多いので、大量に失敗しているときはまず小分けにして試してみてください。

原因4: アルバムの置き場所そのものが変わっている

意外と見落とされがちなのが、アルバムのあるトークルームの状態です。

  • グループを退会した、または退会させられた
  • 相手にブロックされている、または自分が相手を削除した
  • 他の参加者がそのアルバムを削除した

グループを退会すると、そのグループのアルバムは閲覧も追加もできなくなります。また、アルバムは作成者だけのものではなくトークルームの参加者全員が編集できるため、誰かが削除すれば全員から見えなくなります。トーク一覧からそのトークルームが消えていないか、アルバムの一覧に残っているかを先に確かめてください。

原因5: アプリ側の一時的な不具合

ここまで当てはまらない場合は、アプリ側の問題を疑います。負担の軽い順に試すのがおすすめです。

  1. LINEを完全に終了して起動し直す(タスク一覧からスワイプで終了)
  2. 端末を再起動する
  3. LINEを最新バージョンに更新する(App Store / Google Play)
  4. キャッシュを削除する(「設定」→「トーク」→「データの削除」→「キャッシュデータ」)

キャッシュの削除ではトーク履歴は消えませんが、「トーク履歴」や「写真」にチェックを入れると消えてしまうため、チェック項目は必ず確認してから実行してください。

追加できたのに相手に見えないときは

自分の画面ではアルバムに写真が入っているのに、相手から「見えない」と言われることがあります。この場合はアップロードが完全に終わっていないか、相手側の表示が更新されていないだけのことが多いです。

  • アルバムを開き直して、写真がすべて表示されるか確認する
  • 相手にアルバムを一度閉じて開き直してもらう
  • それでも見えなければ、相手にLINEを再起動してもらう

アップロード中に画面を閉じたりアプリを終了したりすると、途中までしか反映されないことがあります。追加が終わるまでは画面を開いたまま待つのが確実です。

まとめ

LINEのアルバムに写真を追加できないときは、次の順番で確認すると原因に辿り着けます。

  1. 選んでいる枚数が多すぎないか(小分けにして試す)
  2. 写真へのアクセス権限が許可されているか(iPhoneは「すべての写真」)
  3. 通信が安定しているか(Wi-Fiとモバイル通信を切り替える)
  4. アルバムのあるトークルームに今も参加しているか
  5. アプリの再起動・更新・キャッシュ削除

多くの場合、枚数を減らすか、写真へのアクセス権限を見直すかのどちらかで解決します。上から順に試していけば、原因不明のまま諦めることはまずありません。なお、画面の名称や上限の数値はバージョンによって異なる場合があるため、まずはアプリを最新版に更新したうえで確認してみてください。

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