トーク画面を開いたら「〇〇がメッセージの送信を取り消しました」とだけ残っていた——気になりますよね。この記事では、取り消されたメッセージの中身を確認できる条件と、その具体的な手順を iPhone・Android 別に整理します。結論から言うと、LINEアプリの中に「取り消されたメッセージを復元する機能」はありません。 見られる可能性があるのは、取り消される前に端末に届いた「通知」が残っている場合だけです。
取り消されたメッセージがどうなるのか
LINEの送信取消は、送信から24時間以内であれば相手のトーク画面からもメッセージを消せる機能です。取り消しが実行されると、双方のトークルームに「メッセージの送信を取り消しました」という一行が残り、元の文面はLINEのサーバー上からも見えなくなります。
つまり、LINEの公式機能だけで中身を後から掘り起こすことはできません。トーク履歴のバックアップから復元しても、取り消し済みのメッセージは戻りません。
ただし、スマートフォンに届いた通知は、LINEとは別に端末側(OS側)が記録している場合があります。ここが唯一の確認ルートです。
Androidの場合:通知履歴を使う
Android 11以降には、消した通知をさかのぼって見られる「通知履歴」という機能があります。
- 端末の「設定」を開く
- 「通知」をタップ
- 「通知履歴」を開く
- スイッチをオンにする
オンにしておくと、以降に届いた通知が一定時間(おおむね24時間程度)リストに残ります。LINEのメッセージが取り消されても、通知として届いた文面はこのリストに残っているため、そこから内容を確認できます。
注意したいのは次の3点です。
- オンにする前に届いた通知は記録されていません。 後から有効にしても、過去にさかのぼって見ることはできません
- メーカーによって項目の位置が違います。Galaxyでは「通知」→「詳細設定」→「通知履歴」、機種によっては「通知」→「通知の履歴」と表記されます
- Android 10以前の端末には通知履歴そのものがありません
iPhoneの場合:通知センターに残っているかどうか
iPhoneには、Androidのような通知履歴機能はありません。確認できるのは、通知センターにその通知がまだ残っている場合だけです。
- ロック画面を下から上にスワイプする、またはホーム画面の上端から下にスワイプして通知センターを開く
- LINEの通知を探す
- 通知が残っていれば、そこに表示された文面を読む
ただし、通知をタップしてトークを開いた時点で、その通知は通知センターから消えます。取り消しに気づいてからでは、たいてい手遅れという仕組みです。バージョンによって動作が異なる場合があります。
通知が残っていても内容が読めないケース
通知履歴や通知センターを開けても、肝心の文面が見えないことがあります。主な原因は次のとおりです。
| 状況 | 通知に表示される内容 |
|---|---|
| 通知の内容表示をオフにしている | 「新着メッセージがあります」のみ |
| 画像・動画が送られた | 「写真を送信しました」などの表記のみ |
| スタンプが送られた | スタンプ名や「スタンプを送信しました」 |
| 長文のメッセージ | 先頭の数十文字だけ |
| トークルームをミュートしている | 通知自体が届かない |
| LINEの通知をオフにしている | 通知自体が届かない |
LINE側の通知内容の設定は、「ホーム」タブ右上の歯車アイコン →「設定」→「通知」→「メッセージ内容を表示」で切り替えられます。ここがオフだと、通知履歴に残っていても本文は読めません。
なお、これはプライバシー保護のための設定でもあります。通知に本文が出るということは、机に置いたスマートフォンの画面を他人に覗かれたときにも本文が見えるということです。オンにするかどうかは、その点も踏まえて判断してください。
「取り消しを見られるアプリ」はおすすめしません
ストアには、通知を丸ごと記録して取り消されたメッセージを読むことをうたうアプリがあります。ただ、これらは仕組み上、端末に届くすべての通知を読み取る権限を要求します。 LINEだけでなく、銀行アプリの入出金通知、SMSで届く認証番号、メールの件名まで、そのアプリに渡ることになります。
認証番号が第三者に渡ると、アカウントの乗っ取りに直結します。取り消されたメッセージ1件のために背負うリスクとしては割に合いません。おすすめできません。
相手に「見られた」ことは伝わるのか
逆の立場も気になるところだと思います。
- 取り消し前に既読が付いていた場合、送った側の画面には既読の表示が残ったままになることがあります。つまり「読まれた」ことは相手に伝わり得ます
- 通知履歴や通知センターで内容を見たこと自体は、相手には一切通知されません
- 取り消し操作をした事実(「送信を取り消しました」の表示)は、どちらの画面からも消せません
「取り消したから何も見られていないはず」とは限らない、というのが実際のところです。送信先を間違えたときなど、取り消しと合わせて一言フォローを入れておくほうが、余計な誤解を招かずに済みます。
自分が送ったメッセージを取り消したいとき
送信から24時間以内であれば、iPhone・Androidとも手順は共通です。
- 取り消したいメッセージを長押しする
- 表示されたメニューから「送信取消」を選ぶ
- 確認画面で「送信取消」をタップする
「削除」を選ぶと自分の画面から消えるだけで、相手のトークには残ったままです。相手の画面からも消したいときは、必ず「送信取消」のほうを選んでください。
まとめ
- LINEの機能で、取り消されたメッセージを復元することはできない
- 確認できる可能性があるのは、端末に残った通知からだけ
- Androidは「設定」→「通知」→「通知履歴」をあらかじめオンにしておく必要がある
- iPhoneは通知履歴機能がなく、通知センターに残っている間しか見られない
- 通知の内容表示をオフにしている、画像・スタンプ、ミュート中の場合は中身が読めない
- 通知を記録する外部アプリは、認証番号まで渡ることになるため使わないほうがいい
画面の名称や設定項目の位置は、LINEおよびOSのバージョンによって異なる場合があります。
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