LINEの無料通話は「LINEの友だち同士」でしか使えません。でも、LINEを入れていない実家の固定電話や、番号しか知らないお店に電話したいこともあります。そんなときに使えるのが LINE Out です。この記事では、LINE Outとは何か、無料でかけられる「LINE Out Free」の仕組み、iPhone・Androidそれぞれのかけ方、そして使えないときに確認したいことまで整理します。

LINE Outとは(一般の電話番号にかけられる機能)

LINE Outは、LINEアプリから一般の固定電話・携帯電話に発信できる機能です。通常のLINE通話と違い、相手がLINEを使っている必要はありません。番号さえ分かれば、お店・役所・実家の固定電話などにもかけられます。

インターネット回線を使って発信するため、電話回線の通話料はかかりません。そのかわり、通話にはあらかじめ購入する「コールクレジット」を使うか、広告を見て無料でかけられる「LINE Out Free」を使います。

LINE Outには、大きく分けて次の2つの使い方があります。

  • LINE Out Free … 短い広告動画を見ることで、1回あたり一定時間まで無料で発信できる
  • コールクレジット/プラン … 事前にチャージ(購入)して、その残高で発信する

無料で試せるのはLINE Out Freeのほうです。まずはこちらから覚えるとよいでしょう。

通常のLINE通話との違い

「LINEの無料通話」と「LINE Out」は別物です。混同しやすいので表で整理します。

項目通常のLINE通話LINE Out
相手LINEの友だち電話番号を持つ相手(誰でも)
相手にLINEが必要か必要不要
かける先相手のLINEアカウント固定電話・携帯電話の番号
料金無料(データ通信量のみ)無料枠(Free)または有料のクレジット
データ通信量かかるかかる

どちらも通話中はインターネット通信を使うため、モバイルデータで使うとデータ通信量は消費します。Wi-Fi環境で使うとギガの消費を抑えられます。

LINE Out Free(無料通話)の仕組み

LINE Out Freeは、発信前に短い広告動画を視聴すると、その回の通話が一定時間まで無料になる仕組みです。

無料でかけられる時間は、かける先が固定電話か携帯電話かによって異なり、時期によっても変わることがあります。無料枠を使い切ると自動的に通話が切れる場合があるため、長い用件のときは注意してください。無料で使える回数にも上限が設けられていることがあります。

なお、無料通話・料金・提供地域などの条件は変更されることがあります。最新の内容はアプリ内の案内を確認してください(バージョンや時期によって異なる場合があります)。

かけ方の手順

LINE Outの入口は、LINEアプリの「ホーム」内のサービス一覧などにあります。表示位置はバージョンや地域によって変わるため、見つからないときはLINEの検索窓で「LINE Out」と検索するのが確実です。

iPhoneの場合

  1. LINEを開き、下部の「ホーム」タブをタップ
  2. 「サービス」の一覧、または上部の検索窓で「LINE Out」を探す
  3. LINE Outの画面を開く
  4. かけたい相手の電話番号を入力する(連絡先から選ぶこともできます)
  5. 無料でかけるなら「LINE Out Free(広告を見て無料通話)」を選ぶ
  6. 表示された広告動画を最後まで視聴する
  7. 通話が始まる

Androidの場合

  1. LINEを開き、下部の「ホーム」タブをタップ
  2. 「サービス」一覧、または検索窓から「LINE Out」を開く
  3. かけたい相手の電話番号を入力する
  4. 無料でかけるなら「LINE Out Free」を選ぶ
  5. 広告動画を視聴する
  6. 通話が始まる

基本的な流れはiPhone・Androidで共通です。端末の連絡先へのアクセスを許可しておくと、番号を手入力せず連絡先から選べて便利です。

コールクレジット(有料)との違い

広告を見るのが手間なときや、無料枠より長く話したいときは、有料のコールクレジットを使います。

  • コールクレジット … 必要な分だけチャージ(購入)して、その残高から通話料が引かれる方式です
  • 無料通話(Free) … 広告視聴で無料になるかわりに、時間・回数に制限があります

有料で発信する場合は、相手の着信画面に自分の電話番号を表示させる(発信者番号の通知)設定を選べることがあります。無料通話では専用の番号や非通知で表示されることがあり、相手が折り返せない・不審に思われることもあるため、用途に応じて使い分けるとよいでしょう。

使えない・かけられないときの注意点

LINE Outにはいくつか制限があります。次の点に注意してください。

  • 緊急通報にはかけられない … 110番・119番・118番などの緊急通報番号には発信できません。緊急時は端末標準の電話アプリを使ってください
  • 一部の番号にはかけられない … フリーダイヤルやナビダイヤル、一部の特殊な番号は対象外になることがあります
  • 国・地域によって使えないことがある … 提供状況は地域や時期で変わります
  • 通信環境が必要 … Wi-Fiやモバイルデータの電波が弱いと、途切れたり発信できなかったりします
  • 年齢確認が求められる場合がある … 利用にあたり本人確認や年齢確認が必要になることがあります

うまく発信できないときは、電波状況の良い場所に移動する、番号を正しく(市外局番から)入力しているか確認する、アプリを最新版に更新する、といった対処を試してください。それでも解決しないときは、時間をおいて再度試すと改善することがあります。

まとめ

  • LINE Outは、LINEを使っていない相手の固定電話・携帯電話にもアプリから発信できる機能
  • LINE Out Freeは広告を見ると一定時間まで無料でかけられる。時間・回数に制限がある
  • じっくり話すなら有料のコールクレジット、番号通知の有無も使い分けられる
  • 緊急通報(110・119など)には使えないので、緊急時は標準の電話アプリを使う
  • 無料枠や料金、提供地域などの条件は変更されることがあるため、アプリ内の最新案内を確認する

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