トークリストを開くたびに一番上に表示される広告、ホームタブやVOOMに流れてくる広告。LINEは無料で使えるぶん、アプリのあちこちに広告が表示されます。「うっかりタップしてしまう」「トークが見づらい」と感じている人も多いのではないでしょうか。
先に結論を書くと、LINEの広告をすべて消す公式の設定は、現時点では用意されていません。ただし、広告ごとに「非表示」にしたり、公式アカウントからの配信を止めたりすることで、目に入る広告をかなり減らせます。この記事では、広告が出る場所ごとに、非表示にする方法と減らすための設定を整理します。
LINEで広告が表示される主な場所
まずは、どこにどんな広告が出るのかを把握しておきましょう。場所によって対処方法が異なります。
| 表示される場所 | 広告の例 | 主な対処 |
|---|---|---|
| トークリストの上部 | バナー型の広告・おすすめコンテンツ | 個別に非表示にする |
| ホームタブ | サービスの案内・バナー | 個別に非表示にする(できない場合もある) |
| VOOM | 投稿の間に流れる広告 | 広告ごとに非表示にする |
| ニュース・ウォレットなど | 記事の間やサービス一覧の広告 | 基本的に非表示にできない |
| 公式アカウントのトーク | キャンペーン・セールの配信 | ブロックまたは通知オフ |
このうち、もっとも効果が大きいのは公式アカウントの整理です。配信メッセージはトークリストに並ぶため、数が多いと友だちとのトークが埋もれてしまいます。表示される場所や広告の種類は、LINEのバージョンや利用状況によって異なる場合があります。
トークリスト上部の広告を非表示にする
トークリストの一番上に表示される広告は、LINEで「スマートチャンネル」と呼ばれる枠に表示されています。表示中の広告は、次の手順で非表示にできます(iPhone・Android共通)。
- 「トーク」タブを開く
- 上部に表示されている広告の右側にある「×」をタップする
- 表示された選択肢から、非表示にする範囲を選ぶ
選択肢には「このコンテンツを非表示にする」といった項目が並び、同じ種類の広告を今後表示しないように選べることもあります。ただし、非表示にしても別の広告が表示されることは多く、枠そのものを完全に消すことはできません。
また、設定の「トーク」の中にスマートチャンネルに関する項目が表示される場合は、そこから表示をオフにできることがあります。オフにしても一定期間後に再び表示されるケースがあり、項目の有無や挙動はバージョンによって異なる場合があります。
ホームタブ・VOOMの広告を非表示にする
ホームタブの広告
ホームタブには、LINEの各種サービスの案内やバナーが表示されます。バナーの右上に「×」がある場合は、タップすると非表示にできます。「×」がないものは、ユーザー側で消すことはできません。
ホームタブに表示されるサービスの並びは、LINEの設定ではなくアプリ側で決められています。気になる場合は、ホームタブをあまり開かずに済むよう、友だちとのやり取りはトークタブから始めるのが現実的です。
VOOMの広告
VOOMでは、投稿と投稿の間に広告が流れてきます。個別に非表示にする手順は次のとおりです。
- 「VOOM」タブを開く
- 非表示にしたい広告の右上にある「…」をタップする
- 表示されたメニューから「非表示」などの項目を選ぶ
メニューには、非表示にする理由を選ぶ項目が表示されることもあります。VOOMそのものの使い方はLINE VOOMとはで詳しく解説しています。
公式アカウントからの配信を止める
トークリストに並ぶキャンペーン情報やセールのお知らせは、友だち追加した公式アカウントからの配信です。これは広告の中でも自分で止められるものです。
| やりたいこと | 操作 | 配信 |
|---|---|---|
| 配信を完全に止めたい | ブロック | 届かなくなる |
| 届いてもよいが通知は不要 | 通知オフ | 届くが通知は来ない |
| 友だちリストから見えなくしたい | 非表示 | 届き続ける |
注意したいのは、非表示にしても配信は止まらないことです。受け取りたくない場合はブロックを選びましょう。
iPhoneでブロックする手順
- 「ホーム」タブを開き、友だちリストの「公式アカウント」をタップする
- 配信を止めたいアカウントを左にスワイプする
- 「ブロック」をタップする
Androidでブロックする手順
- 「ホーム」タブを開き、友だちリストの「公式アカウント」をタップする
- 配信を止めたいアカウントを長押しする
- メニューから「ブロック」をタップする
無料スタンプの配布条件になっている公式アカウントをブロックすると、スタンプが使えなくなる場合があります。スタンプを使い続けたいときは、トークルーム右上の「≡」から「通知オフ」にとどめると安心です。ブロック後の削除やトークの片付け方はLINE公式アカウントの消し方にまとめています。
広告の「内容」を調整する設定
広告の数そのものは減りませんが、閲覧履歴などをもとにした広告(パーソナライズ広告)を控えめにする設定があります。
LINEアプリ側
設定の「プライバシー管理」の中に、広告や情報の提供に関する項目があります。ここで、行動履歴などに基づく広告配信に関するデータ利用をオフにできる場合があります。項目の名称や場所はバージョンによって異なる場合があるため、見つからないときはLINEのヘルプセンターで最新の案内を確認してください。
iPhoneの場合
- 端末の「設定」アプリを開く
- 「プライバシーとセキュリティ」→「トラッキング」をタップする
- 「Appからのトラッキング要求を許可」をオフにする、またはLINEの項目をオフにする
Androidの場合
- 端末の「設定」アプリを開く
- 「Google」→「広告」または「プライバシー」→「広告」をタップする
- 「広告IDを削除」を選ぶ
Androidはメーカーや OS のバージョンによってメニューの位置が異なります。いずれの設定も、広告が消えるわけではなく、内容が興味関心に合わせたものではなくなるだけです。
広告ブロックアプリを使うときの注意点
「広告ブロック」をうたうアプリを入れれば消せるのでは、と考える人もいるかもしれません。しかし、ブラウザ向けの広告ブロックは、LINEのようなアプリ内の広告にはほとんど効果がありません。
中には、VPNの仕組みを使って通信を経由させるタイプのアプリもあります。その場合、LINEの通信が第三者のサーバーを通ることになり、トーク内容以外の通信情報を預けることになります。LINEが正常に接続できなくなる原因にもなるため、安易に導入するのはおすすめしません。LINEの動作が不安定になった場合はLINEがネットワークに接続できないときも参考にしてください。
まとめ
- LINEの広告をすべて消す公式の設定は、現時点では用意されていない
- トークリスト上部の広告は「×」から個別に非表示にできるが、別の広告は表示される
- VOOMの広告は「…」メニューから非表示にできる
- 公式アカウントの配信を止めたいなら、非表示ではなくブロックを選ぶ
- iPhoneのトラッキング設定やAndroidの広告ID削除で、広告の内容を調整できる
- 広告ブロックアプリはアプリ内広告にはほぼ効かず、通信面のリスクもある
- メニューの名称や位置はバージョンによって異なる場合がある
広告を整理すると、友だちとのトークが見つけやすくなります。当サイト「LINE友達募集掲示板」では、お住まいの市区町村ごとにLINE友達を募集できます。企業からの配信より、身近な人とのやり取りを増やしたい方はぜひ活用してください。